「ホームページってまだいる?」
最近、お客様からよくいただく質問です。InstagramもGoogleマップもあり、最近はAIに聞けば調べものもできます。そう思うのは自然なことです。
先に答えます。目的があるなら、ホームページは今も必要です。そして、その形は目的によって変わります。
この記事では、「まだ必要なのか」という問いに、目的という視点からお答えします。あわせて、AIで作り方がどう変わったのかにも触れます。
目次
これまでのホームページの作り方
ホームページは、基本的に次の流れで作られてきました。
- 相談・ヒアリング
- ページ構成を考える
- デザインを作る
- コーディング(画面として動くように組み上げる)
- 公開
この工程を、人が順番に積み上げていきます。ページ数が増えれば、その分だけ時間と費用がかかります。そのため、「小さな会社やお店が、自分たちに合わせた形のホームページを持つ」ことは、予算の面で簡単ではありませんでした。
AIで変わったこと
AIの登場で、この「作る工程」が大きく速くなりました。
文章のたたき台、デザイン案、コーディングなど、これまで人が時間をかけていた作業を、AIで効率化できるようになっています。
その結果、目的に合わせた形のホームページを、小さな事業でも持ちやすくなりました。「必要なページを、必要な分だけ作る」ことが、現実的な選択肢になっています。
もう一つ大きいのが、作ったあとに、目的が変わっても対応しやすくなったことです。
たとえば、最初は新築やリフォームの受注を目的にホームページを作ったとします。やがて「職人が足りない。求人を強化したい」という状況になることは、建設業では珍しくありません。
これまでは、ページ構成を大きく変えるとなると、デザインのやり直しやコーディングの追加で、新しく作るのに近い手間がかかることもありました。そのため、「作ったものをなるべく変えない」ことが前提になりがちでした。
AIを活用すれば、採用ページの追加や、トップページの構成の組み替えにも、柔軟に対応しやすくなります。ホームページを「一度作って終わり」ではなく、事業の目的に合わせて育てていくものとして持てるようになりました。
【ここに実例:実際の制作や改修で、AIによって短くなった工程や、構成を変えた例を1〜2行】
AIでも変わらないこと
一方で、AIを使っても変わらないことがあります。
- 何を目的にするのか
- 誰に伝えたいのか
- 何を載せて、何を載せないのか
- 写真や実績など、その事業の本物の素材
ここはAIが代わりに決めることはできません。目的が曖昧なまま作ると、見た目はきれいでも、どこにでもありそうなホームページになってしまいます。
作るのが速くなった今だからこそ、何を目的にするかの重みは、むしろ大きくなっています。
目的が変わると、ホームページの形が変わる
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいことです。
ホームページは、「会社案内が数ページあるもの」ではありません。同じ業種でも、目的が違えば、必要なページも内容も変わります。
建設・建築の会社を例に考えてみます。
求人を強化したい
採用専用のページを作り、仕事内容、1日の流れ、先輩社員の声、現場の写真、募集要項をまとめます。「どんな人と、どんな現場で働くのか」が伝わる構成にします。
リフォームの依頼を増やしたい
施工事例(Before/After)、工事の種類別のご案内、施工の流れ、お客様の声をまとめます。小さな工事でも気軽に相談できると伝える構成にします。
戸建て(新築)の依頼を取りたい
施工事例、家づくりの考え方、工事の流れ、見学会の案内、代表や職人の紹介をそろえます。大きな買い物なので、「この会社に任せて大丈夫か」を確かめられる材料を厚くします。
同じ建設会社でも、求人とリフォームと新築では、必要なページがほとんど違います。目的が決まると、ページ構成が決まり、載せる内容が決まります。この順番が大切です。
この考え方は、建設業に限りません。飲食店ならテイクアウト専用ページやコース案内ページ、美容室ならメニューとスタイル事例のページ、というように、どんな業種でも「どういう目的で、どんなページ構成にして、中身をどうするか」でホームページの価値は決まります。
InstagramやGoogleのビジネスプロフィールも、とても有効な手段です。日々の雰囲気を伝えるにはInstagram、見つけてもらうにはビジネスプロフィール、というように、それぞれ得意な役割があります。ホームページは、そこに目的に合わせて情報を整理し、作り込める、自分たちの場所を加えるものです。
ページ数の考え方
目的が決まると、ページ数の考え方も変わります。
目的のないページは、増やさないほうがいい。「とりあえずページを増やす」ことは、読む人にも作る人にも負担になります。
必要なページは、削らないほうがいい。費用を抑えたいからと、施工事例のような目的に欠かせないページまで減らしてしまうと、せっかく作ったホームページが役割を果たせません。
最初に決めたページ構成が、ずっと正解とは限りません。目的が変われば、ページも変えていく。それが自然な形です。
「何ページ必要か」は、お客様が最初から分かっていなくて当然です。目的をうかがったうえで、必要なページを制作側から提案する。これが本来のあり方だと考えています。
作りっぱなしのホームページは、もったいない
ホームページを持っていても、「作ったきり、ほとんど触っていない」という会社は少なくありません。
けれど、事業の状況は変わります。受注を増やしたい時期もあれば、人を採りたい時期もあります。そのたびに、ホームページの役割も変わっていいはずです。
今のホームページが、今の目的に合っているか。もし合っていなければ、全部作り直さなくても、ページの追加や構成の組み替えで対応できる場合があります。
「作ったら終わり」ではなく、「目的に合わせて運用していく」。そう考えると、ホームページはもっと使いやすい道具になります。
まとめ
- ホームページは、目的があるなら今も必要
- 必要な形は、目的で決まる
- AIで「作る」ことは速くなったが、「何を目的にするか」は変わらない
- 目的が変わったときも、ページ構成は組み替えられる
- ページは、目的に必要なだけ。増やしすぎず、削りすぎない
ホームページの作り方にどんな選択肢があるのかについては、別の記事でお話しします。
LEAPは、AIで制作の作業を効率化しながら、目的やページ構成、内容については一緒に相談して決めていくスタイルで、ホームページ制作を行っています。新しく作る場合はもちろん、すでにお持ちのホームページを今の目的に合わせて見直したい、というご相談も歓迎です。
「うちにホームページは必要?」「何ページくらい作ればいい?」「今のホームページを、今の目的に合わせたい」という段階でも大丈夫です。まずは、ホームページで何をしたいかをお聞かせください。